ペンギンハイウェイ(石田祐康)
ペンギンいちばん好きな動物。
「好きなら好きってもっと合理的に伝えるべきだ」
少年、好きなら好きってもっと合理的に伝えなさい。
生命はもうわけのわからんところに進んでいる。
目的や目標なんてのはなくて、ただ、前の人が歩いているからそれについていっている。
その前の人も前の人がいるからそれについていっている。
その前の人をたどっていくと「あれ、おれの前の人どこいった?」って。
ペンギンに聞いてみたい。
「君たちはどこにいくの?」
ペンギンハイウェイの先はもうわけのわからんところだ。
でもでも、それって先を進む理由になるのかもしれない。
わからないから進む。わかっていれば進まないのだ。
毎日仕事。
毎日歩行。
なんやねんと思うこともしばしば。
今日は料理をしてみた。お腹が空いていなかったので作ったものはすべて冷蔵した。
明日も「なんやねん」で生きていく。
わけのわからんことをまじめにやっていく。