City Lights

from kyoto

雨に紛れてろくでもないのが紛れこむ

千と千尋の神隠し(宮崎駿)

 

ジブリで1番好き。

 

千尋の働く油屋は、つまり湯屋なわけで、

作中「回春」の文字があるように、そうなんだけど、

そこで生きる女性のたくましさたるや。

 

女性と書くのを最近はためらいがちで、

ここには僕のジェンダー意識があって、

最近では、

自分を男であることに微塵の疑いも申し開きもないけれど、

男女の欄に○をするのも「こんなん要らんよなあ」と思っている。

 

上のは余談。

ジブリと自然など僕が語るまでもなく、誰かが全部やってくれているので置いておくんやけど、

僕のジブリの見方はわりと一貫していて、

「差別される者たちの物語」ということ。

それは作品によっては、「女性」であったり、「ハンセン病患者」であったり、「白拍子」であったり、「在日外国人(在日コリアン)」であったり、もはや人ではないもの(「ポニョ」)であったりする。

(装置としての)トンネルを抜けると、そちらの側に立つというのがジブリ作品には一貫しているように思える。

カオナシとは現実世界で言うと、どのような存在なのか、何者なのか、そんなことを考えながら松の内を過ごすのも良いのでは。

 

 

あけましておめでとうございます。

とは正月のうちにだけ言えるセリフらしいです。

慣例的には1月15日までは使えるらしいので、使いたい人はお早めに。

2024年は非常に安定した数字な気がしています。2023年に違和感しかなかった僕にとっては、2024年の馴染みは2004年を思い出させます。

偶数が好きです。

今年は何をしようかなと、

ステーキでも焼いたろか、カニでも喰らうたろかと。

新年は祇園玄品ふぐで。

と言っても大衆向けのふぐなので、皆さんぜひ。